■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
ナケレバ、
ツクレバ。
広告主:株式会社クレハ
掲載媒体:2005/10/3 日経新聞 朝刊
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カタカナでキャッチを書くと、ツカミがありますよね。なんだろうと、
思わず読んでしまう効果があります。
カタカナの場合、意味より先に音が頭に入ってくるんですね。このキャッチ
は語呂が言いし、考えなくてもスーッと入ってくる感じがします。
でも、なんでもかんでもカタカナで書けばいいってもんでもありません。
この広告には、カタカナで書く必然性がちゃんとあるのです。
そもそもこの広告は、新社名「クレハ」を告知するのが目的です。新社名を
印象づけるために、どうすればいいかという工夫があります。
「ナケレバ、ツクレバ。」の「クレハ」のところだけが、白抜きにデザイン
してあります。あとは「クレバ」の「バ」の濁点も含め墨文字です。
新社名がビジュアル的に白く浮かび上がる仕掛けになっています。
「ナケレバ、ツクレバ。」というフレーズも、クレハの「開発精神」である
ということがボディコピーで説明されています。
新社名の告知でありながら、企業広告にもなっているわけです。
でも、ちょっと考えてみてください。そもそも、なぜ、こういうふうに社名変更して
いるのでしょうか?
それは、「クレハ」という名前が覚えやすいものだからですね。そして、呉羽化
学工業という名前が古くなってしまったからです。
ただ中小企業のみなさんが、ただ名前をおしゃれにすればいいかというと、
それは大きな間違いですね。
このクレハの場合は、これまでCMなどで「クレハ」という呼び方
が、浸透しています。つまり、お金をつぎこんで覚えてもらっている
のですね。
そういう背景があるから、「クレハ」を社名にしたほうがトクなので
すね。あ、買収した会社の社名を使ったホリエモンの「ライブドア」も
そういう発想ですね。
「ライブドア」のほうが有名だったから、使った。ということです。
では、中小企業はどうすればいいでしょうか?
わかりにくい、古くさい社名はよくないですが、わかりにくい、新
しい名前もよくないですね。
ということは、わかりやすい、呼びやすい、新しい名前を考えるの
がこれからの企業にとってはベターでしょう。
もう、社名を聞いただけで、買いたくなったり、何かたのみたくなっ
たりするぐらいのやつですね。
社名から、すでに商売がはじまっているということですね。
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今日のひと言:
会社名も、キャッチフレーズだ。
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コメント
普段は、感覚を磨く参考にしています。
そして配信される必要部分をテキストファイルにコピーしてました。(150件)
その経験から、新聞の広告画があれば、もっと解説が理解
出来るのではないかと、今度、図書館で記事を集めようと思っています。
投稿者 山下俊明 : 2006年05月02日 09:59
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