■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)

 おでかけの際は、ハードディスクにもロックを。

VAIO


広告主:SONY
掲載媒体:2005/10/14 日経新聞 朝刊
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 結構ストレートに、製品の話をしています。ストレートなんだけれども
ちょっと惹かれるもの=「つかみ」がありますね。

 そして、デザインはスッキリと、スタイリッシュにまとめる。こういう
のは、ソニーの広告の典型的なパターンです。

 まず、なぜ惹かれるのかという「つかみ」の要素を解説してみましょう。
このキャッチフレーズで述べられているのは、いままでのハードディスク
にはあまりない機能です。

 つまり、この製品の場合は、機能そのものが意外なのですね。その意外
性を強調しつつ、スタイリッシュにまとめています。

 キャッチコピーは何をしているかというと、その意外な機能を際だたせ
るように気を配って仕上げられています。

 たとえば、スペックをそのまま文章にすると「ロックのかかるハード
ディスク、新登場。」ということになります。

 これじゃよくないんですね。興味を持ってもらえない。まったく同じコ
トを伝えながら、この広告のキャッチフレーズは違うのです。

 「おでかけの際は、・・・・」をよく見てみましょう。これには、人けが
あるんですね。

 製品だけじゃなくって、使う人の情景が浮かぶコトバになっているのです。
文章そのものは、ほんの少しの違いです。

 でも、このように人けがあるかどうかで、大きくつかみが違ってくるの
です。

 この要素を、キャッチにすこし加えるだけで、大仰な仕掛けをしなくても
「つかみ」が増すのです。


今日のひと言:


         言いたいことに、「使う人」をプラスしてみよう。




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