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荻野の日記

■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)

         自分を買おう。
             もっと。

広告主:ISETAN MEN’S、THE TOKYO TOWERS
    新生銀行、HONDA
掲載媒体:2005/11/7 日経新聞 朝刊
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 この広告のターゲットは、社会人の男性です。ビジュアルは、買い物を
ぶくろを小脇に抱え、ダンディに銀座を闊歩する作家「池波正太郎」さん
です。

 もう、おなくなりなっているので、在りし日の写真です。

 「自分を買おう。」とは、世の男性たちに、呼びかけているのですね。
もっと、買って、自分を磨こうといっているのです。

 さて、このように、自己投資しようと呼びかけて、経済活動を活発に
するのは、いわば時代の方向性ですね。

 こっちのほうに儲けの源泉があるのです。

 で、こういう方向にいくと、大企業よりも、どちらかというと小さな
組織のほうが有利なのです。

 というか小さな組織が確実に儲けるような、細やかなやり方でしか
儲けは積み上げられないのです。

 だから、よけいなものを抱えている大企業より、身動きのとりやす
い小さな組織のほうが、ほんとうはチャンスにめぐまれているのです。

 先入観にとらわれて、気持ちから負けているのです。たとえば、つい
つい安くなければ売れないという思いこみや、うちは規模が小さいとい
う気持ち。

 それってまったく根拠がありません。単なる思いこみです。(私なんか
たった一人です。)

 えーと、話がそれました。

 広告に戻りましょう。このつかみは「自分を買おう。」という、ふつう
は買えないものを、買おうと呼びかけた意外性です。

 もちろん、最初に「世の男たちよ、自分をもっと磨こう、自分にお金を
かけよう」ということ自体が、時代をつらぬく強いメッセージ性を持って
いるので響いてくるのです。

 というわけで今日の一言はこれです。



今日のひと言:

      つかみには、中身と、テクニック両方必要だ。





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