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荻野の日記

■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)

      CO2を食べる石ころです。


            あなたなら、この新発見、どこに使いますか?

            環境でも、イノベーター。ムラタ

広告主:村田製作所
掲載媒体:2005/11/24 日経新聞 朝刊
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 意外なものが、意外な働きをする。その驚きを、効果的に伝えることが
この広告のツカミです。

 たとえば、「CO2を吸収する鉱物を、新発見しました。」なんてやって
も、ツカミはないのですね。

 もちろん、この新発見があってこその「ツカミ」ではあるのですが、ま
じめにやるだけでは、つかみがない。

 そこで、ちょっとだけワザを使うのです。この場合は、擬人化ですね。
別に特殊なワザではなくて、ちゃんと中学とかの国語の時間にならって
いますよね。

 石を、「石ころ」といい、「食べる」と擬人化することで、このCO2
吸収の驚きが増加したのです。

 あとこの場合は、キャッチで説明しすぎないことも、「ツカミ」を増す
要素ですね。

 うーんでも、こういうのって、ワザだけじゃない。なんか、ワザを解
説するとたしかにそうなんだけど・・・・。

 なぜこれを、擬人化するといいと思うか?「石ころ」とよぶと親しみ
が出て、しかも、謎が余韻をひくか?

 そのあたりって、微妙な、訓練とかセンスが、あります。まあ、一番
必要なのは経験値だったりするのですが。

 いや、それよりも大切なものは、わかってもらおうとする姿勢でしょ
うか。うん、広告作り、キャッチ作りでは、それが一番大事ですね。

だからこそ、ワザも活きてくるのです。



今日のひと言:


       これでわかってもらえる? ともう一度考えよう。




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