■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)
資生堂の女性研究員の3人に1人は
お母さんです。
一瞬も一生も美しく
SHISEIDO
広告主:SHISEIDO
掲載媒体:2005/12/19 日経新聞 朝刊
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このキャッチフレーズは、さりげなく事実をさらっと言っただけです。
それだけなのにツカミがありますね。
なぜツカミがあるかといえば、その理由も「事実をさらっと言ったから」
ということになります。
テクニックで言えば、わかりやすくしたとか数字で示したとかありますが
基本は、事実をさらっと伝えていることにあります。
もちろん、その事実を伝えてどうするか? という目的があり、さらに、
その事実をより伝えやすくする工夫(テクニック)があるのです。
ここにあるのは、こういうキャッチだと、素直に「へえ、そうなんだ」と
思え、「お母さん」なら安心だよねということも感情として伝わってきます。
この場合の広告の目的は、すごく大きく言えば、女性をはじめとする広告
を見た人に、会社への共感をもってもらうことですね。
というわけで、確かに「事実をサラッと言うこと」で伝わっているのですが
この場合は、伝わりやすい単語を選んでいることにも、ツカミのポイントがあ
ります。
それが「お母さん」というわけですね。こういう単語をどうやって見つける
かと言えば、最終的には、言語経験を豊かにして(たくさんつくる、たくさん
読む)、言語センスを磨くということになります。
(そのあたりを、ショートカットできるのが、キャッチフレーズのカンニン
グペーパーだったりするのですが・・・)
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今日のひと言:
事実をサラッと言うと、伝わる。
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