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荻野の日記

■先週のいい広告
(キャッチフレーズ)

     ガス パッ チョ!


          ガスで
          パッと明るく
          チョっといい未来。

               TOKYO GAS

広告主:東京ガス
掲載媒体:2006/1/4 日経新聞 朝刊
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 これって、いわゆる企業ブランド広告です。何かを直接売るのではなく
活動を伝えることで、その企業のイメージをアップするという目的を持っ
た広告です。

 先週の広告の中ではとっても、ツカミがありました。で、このキャッチ
フレーズなのですが、意味は「ガスでパッと明るくチョっといい未来。」
の頭文字(?)をとったものですね。

 広告の右下を見ると「つづく」となっていますので、これから展開され
るのは、この企業の具体的な活動だと思います。

 具体的な活動とは、たとえば、(この広告の本文に書いてあります)「東
京ガスは、お湯をわかすついでに電気ができちゃうエコな仕組みを考えま
した。」とか、そういうやつです。

 そういう活動をそのまま紹介しても、それなりに伝わると思います。でも、
そういうのはまとめるコトバをつけてやるだけで、かなりよく見える。違っ
て見えるわけです。

 そのコトバがこの「ガス パッ チョ!」なんですね。これって、売る
広告にはふさわしくないキャッチフレーズです。でも、こういうブランド
に親しんでもらう広告には、とても効果的なのです。

 ただ、「東京ガスは、お湯をわかすついでに電気ができちゃうエコな仕組
みを考えました。」とかだけ言っていても、おもしろくない。

 そこに独自の世界が感じられないわけです。そういう事実のラレツに
いわば、「タイトル」をつけてあげる。

 この「ガス パッ チョ!」でまとめてあげると、ただの事実もこの東
京ガスの世界を、構成するひとつのアイテムになってくるんです。

 そう、かっこいいタイトルや、かわいいタイトルではじめられると、
次を楽しく期待できるのです。

 こういう広告、こういうキャッチも、ありです。(ただし、売る広告には
ふさわしくない。)


今日のひと言:


          その事実に、タイトルをつけよう。





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